下田ブルーが【下田ブランド】に認証されました!
この度、farm1987の下田ブルーが【下田ブランド】として認証されました。
観光業で成り立つ下田市は、コロナ禍により観光客も減り、この2年間は街全体が暗くなっていました。そんな下田を盛り上げたい!という思いで、衰退していく一次産業へ新規参入しました。
飼っていた鶏を増やすための土地、耕作放棄地2,000坪を購入し、夫婦二人三脚で一から養鶏場を作り上げてきました。研修経験も全くない素人の二人ですので、鶏のこと、ひよこのこと、設備のこと、天候のこと、知らないことだらけで失敗もたくさんしました。
ですが、たくさんの方に助けられ、『下田ブルー』として下田の新しい特産品を世に生み出し、その商品が下田市に認められたことを光栄に思います。farm1987の鶏たちにたくさん感謝を伝えたいです。
また、この日まで支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
まだまだ至らない二人ですが、今後ともご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願いいたします。
【下田ブランド】策定委員会より頂いたコメントがとても嬉しかったので掲載いたします。もし良ければご覧ください。
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海のイメージが強い下田ですが、山が豊かだからこそ美しい海が保たれているという自然環境の摂理を理解している人は少数でしょう。しかし高齢化や人手不足で山間部は耕作放棄地が増え、山に人が入らなくなった結果、獣害問題や森林の荒廃に発展してしまっています。そんな課題を抱えたエリアに移住され、2000坪もの土地を買い求め、荒れ地の整備から地域循環型の自然養鶏をスタートされた稲田さん夫妻は、このまちの、ある意味救世主といえるのではないでしょうか。
青い殻の卵から、下田の海を連想させる「下田ブルー」のネーミングも、わかりやすくキャッチーに伝わりますし、放し飼いによる養鶏、地元でとれた魚介類や海藻、柑橘などを飼料としている点も含めて、下田の風土がつまった卵ということができます。廃棄物の活用ということでゴミ削減にもつながり、サスティナブルな養鶏の実現へと着実に前進されている実践が素晴らしいと思いました。
安心安全な高品質な自然養鶏卵は、食や自然環境に意識の高い層を中心にニーズも高く、「本物志向」「サスティナブル」というこれからの時代に沿った、新しい下田の特産品として広めていければと思います。
今後の展開を心より応援しております。自然相手で、想像以上に大変なこともあるかと思いますが、頑張ってください!安定して卵を収穫できるようになったら、下田の飲食店でも食べられるようになるといいですね。新たな特産として、一緒に盛り上げていけたら幸いです。